その他のイニシャルを集めてみました。他にもあるのですが、さすがに英字1文字だと推理するのが難しすぎるので、わかりやすそうなものを選んであります。
といっておいて何なんですが、実は私、イニシャルトークが苦手なんです。イニシャルがなかなか名前に結びつかない…英語が苦手だからでしょうか?
こういうのを、情事、というのだろうな──僕はあるいは、そのことばのひびきそのものにあこがれてしまっているのかもしれない。あのW……とかいう官能作家の描く世界みたいな雰囲気に酔いたかっただけなのかもしれない。(『顔』より)
「いや、女編集者が物書きになったのは、K・Y……もあるしS・H……の例もある」【「おいしい水」(『天国への階段』収録)より】
例の霊感俳優のT・T……大先生のいうところの「死後の世界」のとば口にいるのではないか、という疑惑をぬぐい去れないのだけをのぞいて(『魔都』より)
「ファンっていったら、S……とかR……とか……片桐さんのは、嫌いじゃなかったけど、でもあの女どもが嫌いだったしな、あの……」
(中略)
「大体熱狂的なファンなんて、小説家のY……のファンも、K……のファンもみんなそうだけど、かなり異常なとこあるもんだけど」(『タナトス・ゲーム』より)
たいへん有名なイラストレイターのT・Yは、TVで対談した私に、唐突に、二十一世紀の存在を一回も感じとったことがない、というのだった。(中略)──その彼を、「要するに超能力をたまたまもっている少年」にすぎないといった出版社の社長H・Kは、もうメシアは次々と生まれているといい、(中略)気鋭の学者として名をはせたS・Kも破滅のことを云い、友人のマンガ家のKは、桜を見に吉野へいったとき、偶然に鬼の末裔の棲む村へゆくことになった話をして(「滅びの風」SCENE2 時の岸 より)
官能作家のW……は渡辺淳一でしょうね、不倫ものの代表作家ですから。女編集者から作家になった二人はわかりません、ご存じでしたら是非教えてください。霊感俳優のT・Tといえば丹波哲郎ですよね『大霊界』とかいう映画がありましたよね(見てない)『タナトス・ゲーム』のマンガ家や(たぶん)ヤオイ作家の名前は私の守備範囲外です。全然わかりません。「滅びの風」でわかるのは出版社社長のH・Kですね、これはもう角川春樹さんしかいないでしょう。まだ角川の社長だった頃の話ですよね。……今回、わからない人ばっかりでした。
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