オルフェオ
グイン・サーガにはその世界での神話や伝説についての記述が多く出てきます。それはもちろん神話や伝説がグイン・サーガの世界にとても近いからだと思います。人名リストを作るときにはそれらの神話や伝説上の人物もリストアップしているので、いくつかをピックアップして話題にしたいと思います。これはそのうち「グイン・サーガ神話体系」としてまとめたいのですが…あまりに壮大なので構想だけで終わると思います(笑)
ということで今回はオルフェオを取り上げてみました。オルフェオはオフィウスと並ぶ中原世界で有名な伝説上の詩人です。
- 有名なフレーズとしては…
「恋はくせもの、夜にまぎれてひとのこころをぬすんでいく…」(『愛の嵐』)
「恋はくせもの、よるにまぎれて、流れ矢のように心を射抜く」(『クリスタルの陰謀』『黒曜宮の陰謀』)「恋はくせもの、夜にまぎれて流れ矢さながら心を射抜く」(『ノスフェラスへの道』)「女は魔物だ」(『愛の嵐』)「酔生夢死、これぞ我らの生きざま他になし─」(『虹の道』)「汝は見たり 汝はヤーンの光を見たり」(『望郷の聖双生児』) - 詩編が代表作であちこちで引用されていますが、その他にも
『嫉妬にかられ妻を殺害して自殺した将軍ガレリウスの悲惨にして哀切なる物語』
『酒をことほぐ歌』などの記述が出てきます。 - 詩編では英雄マリオンと女神イラナの出会いをうたい(『星の船、風の翼』)詩篇の三編めと十四編めのそれぞれの三行目の韻律が一致しているのは偶然か故意か、についての議論がされています(『虹の道』)
- 愛用のキタラは名器≪エウリカの銀のキタラ≫(『湖畔のマリニア』)。)
- 黄泉でのおぞましい冒険(『炎のアルセイス』)キタラでグールを眠らせた(『カレーヌの邂逅』)寝ている間に幻の王国フェイを生みだし、刺客により命を絶たれた(『愛の嵐』)などの逸話を持つ伝説の詩人です。
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