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2006年9月22日 (金)

黒船屋の女

深夜に散歩していた画家の寺島二郎は、ある夜、悲鳴を聞きつけて古びた洋館へ飛び込んでいった。そこにいたのは「黒船屋の女」であった。≪夢二の女≫の周りで次々と起きる殺人事件。その驚くべき真相とは……。

大正浪漫の雰囲気を強く持ったミステリーです。『魔都』もしくは大導寺シリーズの先駆けとして注目すべき作品だと思います。ラストシーンでのやりとりは栗本薫作品におけるテーマの一つである芸術(『絃の聖域』では芸でしたが)についてで、いろいろ考えさせられます。

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